様々な長寿祝い

長寿のお祝いには様々なものがありますが、「還暦」なら赤い色の贈り物を、「喜寿」なら紫色のものを・・といったように、それぞれのお祝いには色々な慣習があります。

これらの慣習は、地方によって少しずつ異なりますよ。
 
長寿祝いといえば「還暦」を思い浮かべる人が多いと思いますが、東北地方では米寿のお祝いが広く一般的に行われているようです。
色紙に手形を残し、名前と八十八と記した後、米びつに張っておくそうですよ。

北陸地方では、男性の61歳は還暦であると同時に、厄年であるそうです。還暦のお祝いと同時に、厄除けも行われています。

長野県では、「お祝いを行うとお迎えがくるので縁起が悪い」という考えもあり、長寿祝いは行わないという家庭もあるそうですよ。
 
長野県の知人の長寿祝いを考えている人は、一度確認してみると良いですね。
 
沖縄地方では、数え年61才、73才、85才、97才の年で長寿祝いを行います。
88才の米寿もお祝いがあり、「とーかちすーじ」と呼ばれていますよ。
88才の8月8日に、豆腐を薄く切って揚げた料理「るくーじゅ」を食べてお祝いします。
 
るくーじゅを2枚食べると百二十歳まで長生きできるという言い伝えがあり、縁起の良い食べ物となっています。

97才のお祝いは「かじまやー」と呼ばれ、97才の9月7日にお祝いします。
かじまやーとは風車のことで、お祝いの席では本人に持ってもらうのだそうですよ。

同じ日本でも様々なお祝いの仕方があり、興味深いですよね。
その土地に合ったお祝いの仕方で、温かくお祝いしてくださいね。

子供達が主催する長寿祝い

長寿大国の日本では、還暦や米寿など、様々な長寿祝いが各地で行われています。

年齢によってお祝いの呼び名が異なり、地域や人それぞれ、お祝いの仕方が違います。
 
昔はお祝いされる本人が主催者となってお祝い会を開くのが一般的で、現在もそのような形でお祝いを行っている人もいますが、現代では本人の家族や身近な人が主催することが多くなっていますね。
 
子供が主催者となる場合、子供達と孫、本人夫婦だけでお祝い会を行うという形が多く見られます。

身内だけのお祝い会なので形式にとらわれることなく、皆で楽しい時間を過ごすことができれば良いでしょう。

日にちや場所選びは本人の希望を取り入れましょう。皆が集まりやすい日を選び、食事会を行う場合は本人の好みに合わせた食事を選びましょう。
 
長寿祝いというと、和食というイメージですが、それもこだわる必要はありません。
 
洋食や中華でも良いですし、きちんとした雰囲気のお店でなくても、皆でのんびりくつろぐことができる馴染みのお店でも良いですよ。
 
可能であれば、子供と孫だけでなく本人の兄弟も招待しても良いですね。

遠くに住んでいる場合はなかなか難しいかもしれませんが、普段はなかなかゆっくり話す時間のとれない兄弟達を招待すれば、本人もきっと嬉しく思うことでしょう。

お祝い事で良い機会ですので、是非声をかけてみてください。本人には内緒にしておき、サプライズで・・・、なんていうのも楽しいかもしれませんね。

長寿祝い「緑寿」

長寿大国と呼ばれる日本では、長寿のお祝いを行う機会も多いですよね。

一言で長寿のお祝いと言っても様々なものがあり、段階によって呼び名が異なります。
 
一番ポピュラーなお祝いといえば、やはり「還暦」ですよね。

数え年で61才を迎えた時に行うお祝いです。その後に70才で行う「古希」と続くわけですが、還暦と古希の間に行われるお祝いがあることをご存知ですか?
 
最近では60才といえばまだまだ現役で、長寿祝い、といった感じではないなあ、と感じている人も多いのではないでしょうか。政府の統計上でも、65才以上が高齢者であるという区分になっています。
 
そこで2002年9月、日本百貨店協会が65才、数え年で66才を「緑寿」と提案しました。

65才で仕事に一区切りをうって現役引退する人も多く、人生の1つの節目となる年としては還暦よりも意味のあるお祝いとなりそうですね。
 
「緑寿」の由来は何なのでしょう。
これは環境をテーマとしているそうです。最近ではエコが推進されていて、リサイクル生活が薦められるなど、環境問題は私達の生活により身近なこととなっていますよね。

人生の節目を迎えたお祝いに、明るい未来を作るための環境について、もう一度見直してみようという意味があるのでしょうか。環境といえば緑、ということで「緑緑(66)寿」から簡潔にして、「緑寿」と名前がついたそうです。

まだまだ長寿のお祝いとしては浸透していませんが、現代社会にマッチした「緑寿」は、これから先、どんどん浸透していきそうですね。退職祝いと一緒に「緑寿」のお祝いも兼ねて、行ってみてはいかがでしょう。

長寿祝いとは

今や日本では人生80年と言われており、長生きをする人が多くなりました。

そんな中、「長寿祝い」を行う機会も多くなってきたのではないでしょうか。
 
長寿祝いは「敬老祝い」「賀寿」「算賀」とも呼ばれていて、以前は数え年の誕生日に行うことが一般的でした。ですが最近では満年齢で行う人もいたり、誕生日に限らず、年の初めや敬老の日などに行ったりと、人それぞれ様々な時期に行っています。

お祝いを行う日にはこだわらず、本人の健康状態に合わせたり、家族や親戚が集まりやすい時期を優先させたりして行う方が良い、ということですね。
 
長寿祝いは古くから行われていましたが、はるか昔、平安時代では「五八の賀」と呼ばれる長寿祝いが行われていました。
 
この長寿祝い、なんと40才のお祝いでした。
現代の40才といえば、まだまだ人生これから!という働き盛りですよね。

その後、50才、60才と10年ごとにお祝いされていたと言われています。
これらの年を考えてみると、厄年にあたります。
長寿祝いの由来は厄払いをするためであった、とも言われているのです。

室町時代になると五八の賀を祝う習慣は薄れ、60才の「還暦」、77才の「喜寿」、88才の「米寿」のお祝いの習慣が一般的となり、それからいくつかの時代を経て現代まで定着しているというわけです。

ですが現代では60才というとまだまだ元気いっぱい、現役の年ですよね。

還暦のお祝いは控えめに行い、本格的な長寿祝いは70才の「古希」や喜寿を迎えてからの方が良いかもしれませんね。

長寿祝いの人気プレゼント

長寿祝いには還暦や米寿など、様々なお祝いがありますが、大切なお祝いに贈るプレゼントは何にしようか、考えてしまいますよね。

以前は、赤や紫のちゃんちゃんこ、というのが一般的でしたが、最近ではちゃんちゃんこを贈る、という人は少なくなってきているようです。

実用的なものでは、衣類が人気のあるプレゼントとなっていますが、その他には毎日使う「食器」なんていかがでしょう。

衣類は相手の好みをよく知っていないと難しいですが、食器なら手軽に選ぶことができますよね。

毎日よく使うお茶碗やお椀、また箸や湯のみ、グラスなども良いですね。

お祝いの記念になるように、名前やメッセージなどを入れてくれるお店もありますよ。

使うたびに、嬉しくなってしまいますよね。

食器を選ぶ時に注意するポイントは、使い勝手の良いものを選ぶということです。

デザインも大切ですが、やはり年配の方が使うものなので、扱いやすいものが一番です。

お洒落なものをプレゼントしたい、という人は、花束や花瓶、またお酒などはいかがでしょう。
 
お洒落なお酒といえばワインですが、生まれた年のワインを贈れば、相手に喜んでもらえること間違いなしですし、とてもお洒落なプレゼントとなりますよね。
 
その他に、お祝い事のプレゼントの定番ともいえる写真たてや、年配の方に喜ばれる美しい風呂敷など、考えてみると様々なプレゼントがありますよ。
 
どれにしようか、本当に迷ってしまいますが、一番大切なことは、自分の気持ちです。

相手のことを想って選んだプレゼントなら、どんな物でもきっと喜ばれることでしょう。
 
相手のことをよく考えてみて、雰囲気に合ったものを選んでみてくださいね。

長寿祝いのお祝い金

お祝い事は喜ばしいことですが、気になるのはお祝い金の相場ですよね。
長寿祝いの場合、お祝いの相場はいくらくらいなのでしょう。

長寿のお祝いには、還暦や米寿など、様々なお祝いがありますが、基本的にどのお祝いでもお祝い金は同じです。

結婚式のような決まった相場はなく、全体の平均額は5千円〜3万円と幅広いものとなっています。

お祝い金は贈る相手によって異なります。目安としては、両親に贈る場合は2〜3万円、祖父や祖母に贈る場合は1〜3万円、叔父や叔母などに贈る場合は5千円〜1万円程度となっています。

ですが地域によっても異なりますし、各家庭の中であらかじめ取り決めがあるかもしれません。同じ立場の人と話し合い、金額を合わせておくと安心ですね。

また「子供達一同」「孫一同」などと称して、皆で同じ額ずつ出し合って、合わせて高価なものを贈るというのも良い方法です。
 
最近では、食事をしながらのお祝い会も多いようです。この場合、お祝い金や品物の他に、食事代も必要になりますよね。

お家で開く場合は仕出し料理などを利用することになると思いますが、その場合の料理代は5千円程度が一般的です。

ホテルや料亭でのお祝い会の場合は、1万円程度のコース料理が一般的なようです。
お酒やジュースなどの飲み物代は含まれていないので、別途必要になります。

お祝いされる本人夫婦は招待とする場合が多いので、食事代をどうするか、事前に決めておく必要がありますね。

お金のことはなかなか難しいですが、お祝い会を開く前に、きちんと話し合って、しっかり決めておきましょう。

長寿祝い「茶寿」と「皇寿」

長寿祝いというと還暦や米寿を思い浮かべる人が多いかと思いますが、長寿大国の日本では、米寿を迎えた後も様々なお祝いが用意されています。
 
今や100才を迎える人も、決して少なくありません。100才を迎えたお祝いは、百寿や上寿、百賀の祝いなどと呼ばれます。

それから1年ごとにお祝いをすることが多いのですが、108才になると「茶寿(ちゃじゅ)」と呼ばれるお祝いになります。

「茶」という字に使われている草かんむりの旧字は「十十」になります。

草かんむりの下は「八十八」に分解することができ、全てを足すと10+10+88=108になるために、108才のお祝いを茶寿と呼ぶようになりました。

発案者はお茶屋さんだそうですが、実際、お茶を好むお年寄りは多いですよね。

茶寿のお祝い品として、それぞれの好みに合わせたお茶をプレゼントしても素敵ですね。

次に行われる大きな長寿のお祝いは、111才で行われるお祝いで「川寿(せんじゅ)」や「王寿(おうじゅ)」、「皇寿(こうじゅ)」と呼ばれています。

川寿は、「川」という字が111と似ていることから呼び名がつきました。

王寿は、「王」という漢字を分けてみると、一十一になることから呼び名がついています。
皇寿も同じように、漢字を分解して考えてみます。

皇の字は、まず「白」と「王」とに分けられますよね。

白は、「百」という漢字から一をとると「白」になるため、「九十九」ということになり、「王」は分解してみると「十」と「二」。

白と王を合計してみると111になったことから111才のお祝いとして定着するようになりました。
一般に、111才のお祝いというと「皇寿」と呼ばれることが多いようです。
何だか神聖な、綺麗な印象の呼び名ですね。

長寿祝い 「白寿」と「百寿」

長寿祝いには色々なお祝いがあります。人生で最初に行われる長寿のお祝いは「還暦」ですが、最近の60代の方をみると、皆さん若々しくて、長寿のお祝いとされるにはまだまだ早い気がしますよね。

一般的に、本格的な長寿祝いとしてお祝いされるのは、77才で行われる「古希(こき)」あたりからです。

その後、80才の「傘寿(さんじゅ)」、88才の「米寿(べいじゅ)」、90才の「卒寿」となりますが、その後もまだまだ長寿のお祝いは続きますよ。
 
99才で行われるお祝いは白寿(はくじゅ)です。

100才まであと1年、「百」という漢字から「一」をとると「白」になることから99才のお祝いは「白寿」と呼ばれるようになりました。

白寿となると、親戚内での祝い事だけではなく、隣近所の人や町内会など、身の回りのたくさんの人から盛大に行われる場合もあるようです。
 
100才で行われるお祝いは、呼び名が様々です。

文字通り「百寿」と書いて「ひゃくじゅ」「ももじゅ」と呼んだり、「上寿(じょうじゅ)」と呼ばれたりもしています。
 
昔、人の寿命の長さを表すものとして、100才を上寿、80才を中寿、60才を下寿と呼んでいたそうです。(中寿を100才、上寿が120才としているところもあるようですが・・)

また、100年は一世紀であることから「紀寿(きじゅう)」、その他「御百寿」「御紀寿」などの呼び名がありますよ。

「百賀の祝」と呼ばれることもあり、101才では「百一賀の祝い」と、100才を過ぎてからは1年ごとにお祝いをすることが多いようです。

長寿祝い「米寿」と「卒寿」

長寿大国の日本では、様々な長寿のお祝いが行われています。

人生で最初の長寿祝いと呼ばれているのは数え年61才で行われる「還暦」ですが、60代で長寿祝いというのは、実際にはまだまだ早い気がしますよね。
 
77才で行われる「古希(こき)」、80才の「傘寿(さんじゅ)」あたりから、長寿祝いとして本格的になってくると思いますが、古希や傘寿は、若い人の中には聞きなれない言葉だと考えている人もいるようです。

長寿祝いとしてポピュラーだと思われるお祝いは、やはり「還暦」と「米寿」ではないでしょうか。
 
米寿(べいじゅ)は、88才で行われるお祝いです。

傘寿と同じように、「米」という感じをくずして書いてみると、縦書きで「八十八」と読めることから、88才の年のお祝いは「米寿」と呼ばれるようになりました。縁起の良い8が2つ並び、おめでたい年ですね。

いくつかの長寿のお祝いの中でも、本格的な長寿の祝いとして特に盛大に行われることが多いようですよ。
 
米寿のお祝いから2年たつと、今度は90才で行われる「卒寿(そつじゅ)」になります。
 
「卒」という漢字の略字が「卆」という字で、まさに「九十」と読めることから、90才の年のお祝いは「卒寿」と呼ばれるようになりました。

「人生を卒業すること?」などと考えてしまう人も多いようですが、決してそんな意味ではありませんよ。
 
長寿大国と呼ばれる日本でも、100才まであと10年という年まで長生きできるということは、尊敬の念を抱くにふさわしいですよね。

これからもより一層元気に輝いてもらえるように、さらに長生きされることを祈ってお祝いしましょう。

長寿祝いの由来

言で「長寿祝い」といっても、段階によって様々なお祝いがあります。

それぞれのお祝いには、きちんとした由来がありますよ。
 
 
<還暦>

長寿祝いといえば、このお祝いを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
最近では満年齢で行うことが多くなってきている長寿祝いですが、還暦だけは昔と同じように数え年で行う人が多くなっています。数え年61才で行うお祝いです。
生まれた年の干支に「還る」という意味から「還暦」と呼ばれるようになりました。
 
 
<古希(こき)>

70才で行われるお祝いです。
中国の唐の時代の詩人である杜甫(とほ)の詩の中の一節、「人生七十古来稀也」という言葉に由来しています。
現代では人生80年と言われているので、古希を本格的な長寿のお祝いと考える人も多くなっています。
 
 
<喜寿(きじゅ)>

77才で行われるお祝いです。「喜」という漢字をくずして書いてみると、縦書きで「七十七」と読めるところから、77才の年のお祝いは「喜寿」と呼ばれるようになりました。
人生80年と言われる現代では、本格的な長寿のお祝いは喜寿から、と考えている人が多いようです。
 
 
<傘寿(さんじゅ)>

80才で行われるお祝いです。「傘」という漢字をくずして書いてみると、縦書きで「八十」と見えるところから、80才のお祝いは「傘寿」と呼ばれるようになりました。
最近では長生きする人も多いですが、やはり80代を迎えることは喜ばしいことですよね。傘寿と呼ばれることから、傘を贈る人もいるそうですよ。